尿をアルカリ性にする
アルカリ性の食品を多く食べても、酸性の食品を多く食べても、血液はpH7.4の弱アルカリ性を保ちます。しかし尿は、酸性の食品をたくさん食べると、酸性になります。
痛風の人は尿をアルカリ性にする
尿をPh6.5~7.0に保つ
ただし、あまり尿をアルカリ性にしてしまうと、尿酸はよくとけでも、カルシウムが尿にとけにくくなって、腎臓にカルシウム結石ができやすくなったり、尿中に細菌が繁殖しやすくなるので、pH6.5~7.0に尿を保つことが望ましいとされています。尿のpHを調べる試験紙は、リトマス試験紙だと酸性とアルカリ性の境目Hにある、という程度しか判別できません。日常生活の中で、自分で尿のpHを調べるときは、尿のpHをテストする専用の試験紙が市販されているので、それを利用するとよいでしょう。pHの結果は記録していきます。尿につけた試験紙の色の変化を、色の見本と照合させてpHをはかる精度の高いものです。