血清尿酸値測定
血清には、病気におかされた細胞組織が血液中に放出する物質が含まれています。血液検査でそれらの成分を分析することによって、病気の原因や症状の進みぐあいを知ることができます。
血清尿酸値測定について
血清について
血液は、全身を回って臓器や各細胞組織に酸素や栄養を送り、老廃物や炭酸ガス、ホルモンなどを運び出す仕事をしています。そのため、血液の成分を調べることで、体の健康状態や病気を起こしている部位を知ることができます。血液の成分は、全体の約45%が血球(赤血球、白血球、血小板)で、約55%が血清(血漿。タンパク質や脂質、糖質、ミネラル、酵素、水分など)です。採血した血液を試験管に入れておくと、薄い色の上澄みと濃い色の沈殿した部分に分かれますが、沈殿したものが血球で、上澄みが血清です。血清には、タンパク質やホルモン、ブドウ糖、酵素など、代謝に関連した成分が多く含まれているので、肝臓や腎臓の機能を調べることができます。