食事バランスガイドを利用する(特徴・活用方法)

痛風初期症状

食事バランスガイドを利用する

厚生労働省と農林水産省が共同で開発した「食事バランスガイド」は、栄養バランスのよい毎日のメニューをつくることができます。

食事バランスガイドとは

食事バランスガイド※クリックすると食事バランスガイドのページにリンクします。

生活習慣病になる原因のひとつに、食生活の乱れがあります。食べすぎや偏食をすると、肥満が進み、糖尿病や脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症、痛風、心臓病などの生活習慣病を招きます。2005年に、日本内科学会や日本糖尿病学会、日本肥満学会など8つの学会が合同でメタボリックシンドローム(代謝症候群)の診断基準を発表しました。同時に、増えつづける生活習慣病の大きな原因として、食べすぎや運動不足が内臓脂肪型肥満をもたらし、内臓に過剰に蓄えられた脂肪から分泌される生理活性物質が代謝を異常にすることを指詞しています1このような食習慣の乱れを改善し、心身とも健康な生活を実現させる目的で、厚生労働省と農林水産省が共同で作成したのが「食事バランスガイド」です。

「何を」「どれだけ」食べたらよいのか

食生活の欧米型日本では、戦後の栄養指導のもと、タンパク質摂取を重視してきました。その結果、私たちの食事は大きく変わり、主食(ごほん)を減らし、肉類を多くとる欧米型となりました。そのため過剰な脂肪が肥満を招き、さまざまな生活習慣病の原因となっています。「食事バランスガイド」では、かつての日本食のよいところを見直し、主食(特にごはん)を中心に、不足しがちな野菜も意識してとる必要があると提案しています。健康づくりのためには、さまざまな食べものをバランスよく食べることが大切ですが、では、「何を」「どれだけ」食べればよいのでしょうか。そのヒントを与えてくれるのが「食事バランスガイド」す。なお、コマの軸は「水分」をあらわし、コマの回転は「運動」をあらわしています。水やお茶は食事に欠かせませんし、運動することでコマが回転し、健康が維持できる仕組みになっています。

「食事バランスガイド」の活用方法

「食事バランスガイド」 では、料理を「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つのグループに分けています。これらを組み合わせ、1日ごとに栄養のバランスや摂取カロリーを調整しながら、その人の好みの献立をつくることができます。そのため、栄養本位だけでなく、自分の体調や1日の活動量、ライフスタイルに合った食事を選べます。これまでの食事療法では、栄養学の知識を必要とし、カロリー数などのこまかい計算をしなければできませんでした。「食事バランスガイド」では、栄養や成分などの知識がない男性や若い人でも、自分の食べたい料理をイラストから選んで組み合わせれば、栄養バランスがよく、適切なカロリー摂取ができる献立をつくれるようになっています。また、メタボリックシンドロームをふまえて健康管理ができるように考えられているので、約1カ月ごとに体重や腹囲を自分でチェックし、自分が選んだ食事が適切なものであったかどうかも知ることができます。このように、自分の好みに合った料理を選び、楽しく食事をしながら健康を保つことが「食事バランスガイド」の目的です。

「食事バランスガイド」の特徴

「食事バランスガイド」の特徴は、個人を対象とした料理ガイドでありながら、食生活の環境をつくっている食品メーカーやコンビニなどの販売業者まで視野に入れてプログラムされていることです。食品メーカーは、「食事バランスガイド」のイラストを自由に活用して、自分たちが製造している食品が、消費者の食生活にいかに役に立つものであるかをアピールすることができます。また、スーパーやコンビニなどの食品の販売店は、食品を展示するときに、「食事バランスガイド」のイラストを使って顧客に食品の情報を提供することができます。特に、インターネットを利用すると、料理を選ぶ過程を、動画(アニメ)を見ながらできます。画面に登場するキャラクターが、料理を選択する方法を説明してくれるので、そのとおりに画面を操作すれば、「食事バランスガイド」の使い方がわからなくても、自動的に1日のメニユーをつくることができます。管理栄養士が、栄養指導や栄養教育を行う場でも、この「食事バランスガイド」を用いることになりますので、社会が一体となって「食事バランスガイド」を中心に食生活の環境を整えられるようになります。

子供用の「食事バランスガイド」

「食事バランスガイド」 は、だれでも利用でき、一人ひとりが自分自身や家族の食生活を見直すきっかけにできるように考えられています。社会全体で個人の食生活を支えることが目的なのので、子供もインターネットでアニメを見ながら健康的な食生活を学べるように、子供用の「食事バランスガイド」も用意されています。

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