痛風の治療を続けるポイント(生活習慣)

痛風初期症状

痛風の治療を続けるポイントについて

痛風は、薬で尿酸値をコントロールすることはできても、痛風になりやすい代謝機能そのものを治すことはできないので、治療をやめると再発します。痛風は、一生つきあっていく病気です。

工夫して尿酸値をコントロール

痛風の治療には、長い時間と根気が必要です。ですから、尿酸値をコントロールするための用具を上手に利用したり、自分で工夫することによって、痛風の治療を日常生活の一部にとり込むことも、治療を継続させる有効なポイントになります。

①尿のpHを調べる試験紙

尿のpHは、毎日試験紙を使って自分で調べなければなりません。一般のリトマス試験紙ではこまかい数値まで調べることができないので、精度が高く、素人でも判定がしやすいよに工夫されたpH試験紙が発売されているので、利用しましょう。

②ユリンメートP

1回に排尿した量の50分の1の尿をためていくことで、1日の尿量の合計を測定する採尿器です。

③ピルケース

治療薬を仕切りのついた容器に入れ、1日に飲む量と回数を正確に管理することができます。いろいろな大きさや形、仕切り数のものが発売されています。自宅用と携帯用に2つ持っていると便利です。

④薬の飲み忘れを防ぐアラーム

薬を飲む時間をセットしておくと、アラームが鳴って薬の飲み忘れを防いでくれます。最近では、ピルケースにアラームがついているものもあります。一般のアラームつきの時計を使ってもかまいませんが、アラームが音でなく振動して知らせてくれるものなど、使いやすさを工夫した製品が発売されています。

⑤尿酸値の変動を記録するグラフ用紙

尿酸値を管理する専用のものはないので、市販の方眼紙を使って必要な項目欄を設け、自分で作りましょう。グラフにすると、治療の効果がひと目でわかります。

⑥体重計

肥満を予防するためにも不可欠なのが体重計です。朝、目が覚めたら排尿排便後、食事の前に必ずはかるなど、1日1回の体重測定をつづけてください。体重の測定値は、グラフにしたり、ノートに控えておくようにします。体重と体脂肪の両方を測定できるものも発売されています。

⑦歩数計

適度な運動は血液の循環をよくするので、痛風の症状を改善するためにも効果的です。体にも経済的にも負担がかからないウォーキングはおすすめです。歩数計を身につけて、1日1万歩を目標にウオーキングを始めましょう。

痛風治療と自己管理

病気は、患者自身が治すもので、医療はそれを助けることしかできない、といわれます。確かに、どのようにすぐれた治療をしても、最先端の薬を使っても、患者自身の免疫力や体力、気力が衰えていると、病気は治りません。特に、痛風や糖尿病のように、完全に治すことが難しく、一生、その病気とつきあわなければならない生活習慣病のときは、家庭で食事療法や運動療法をつづける必要があるので、患者の自己管理能力が病気を治す切り札になります。医師の指示どおりに薬を毎日飲んで、栄養のバランスがよい食事を腹八分目にして、適度に運動することです。

家族の理解と協力

痛風や高尿酸血症の治療には、食生活などの日常生活の管理が大きな比重を占めることから、家族の理解と協力が大きな励みになり、力となります。痛風とはどんな病気なのか、尿酸値とはどういうものなのか、また現在の病状はどうなのかなどを、家族によく理解してもらうとよいでしょう。

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