痛風の検査(1日の全尿量と尿酸排泄量)

痛風初期症状

1日の全尿量と尿酸排泄量

痛風や高尿酸血症の治療では、尿酸が1日にどれくらい屈とともに排泄されているかを知るために、1日に排泄された尿をためて尿量を測り、尿中の尿酸の総量を算出します。

1日の全尿量と尿酸排泄量

尿酸排泄量尿酸は毎日体内で作られ、汗や便、尿といっしょに体外に排泄されますが、その2分の3は尿といっしょに排泄されます。したがって、尿をためてその中の尿酸量(濃度)を調べれば、体内でどのように尿酸が生産されているのかわかります。しかし、尿の量は、摂取した水分の量や発汗の量、運動量などによって変化するので、排泄される尿酸の量も多くなったり少なくなったりします。そのため、1回に排泄された尿を調べるだけでは、体内で生産されている尿酸量を知ることはできません。そこで、1日に排泄された尿をすべてためて、そのなかの尿酸の量を測定すれば、1日の尿酸の生産量がわかります。排泄された尿酸の全量は、次のような式であらわされます。
尿酸の排泄量(mg)=尿酸濃度(mg/㎗)×尿量(㎗)
水分を多めにとっている成人の痛風患者の1日の排尿量は、2~3ℓほどあるので、自宅でためた尿をすべて病院に持って行くことは大変なことです。以前は、ポリバケツなどの容器に1日分の尿をためて、その全量を記録し、それから棒などで容器の中の尿をよくかきまぜ、約10瑠lを小ビンやビーカーなどに採り(採尿)、全量の記録とともに病院に持っいっていました。現在は、毎回の尿の一部を一定の割合で分ける容器を使用するようになりました。医師は、この約10mℓの尿の尿酸濃度を測定し、尿酸の全量を求めて痛風かどうか診断するときの参考にします。この検査で尿酸の排出量が多いときは、痛風結節や結石、腎臓障害などが疑われます。また、痛風と診断されたときには、そのタイプが排准低下型か過剰生産型かを知ることができます。尿の全量をためる容器は、最近では使い捨てのビニール袋に尿量がわかるように目盛りが印刷されたものや、1回の排尿量の50分の1を蓄尿できる携帯用の容器など、便利な製品が市販されています。バケツなどに尿をためて採尿を行ってもかまいませんが、採尿を簡単にしたい人は、このような市販品を利用すると便利です。

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